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2007.12.02 Sun
「スガンさんのやぎ」
07111005

「スガンさんのやぎ」
ドーデー/作 岸田衿子/文 中谷千代子/絵 偕成社 

文と絵は「かばくん(福音館書店)」でお馴染みのおふたりです。
作者のドーデーは(1840〜97)南フランスで生まれた人だそうです。

○あらすじ○
やぎが大好きなスガンさんは6匹のやぎを飼いましたが、皆、狼に食べられました。
やぎが自由を求めて山に逃げてしまうからです。

07111007

7匹目のやぎ“ブランケット”も、安全で居心地のいいスガンさんの庭を逃げ出してしまいました。
そして“ブランケット”は山の中で自由を満喫します。なんと楽しいのでしょう!
やがて日が暮れ始め、狼のうなり声が聞こえます。
“ブランケット”は怖くなりましたが、もうあの小さな庭には帰りたくありませんでした。

07111006

その夜、“ブランケット”は一晩中、狼と戦い抜きました。
ついに夜が明けた時、“ブランケット”は草の上に動かなくなりました。
(注:あらすじはへたな文章ですが、本の文章は素敵ですよ〜。)


最近、初めて読んだ本ですが、静かな感動と余韻を感じました。
「自由のない安全」より「自由」を選び、「自由」の為に戦って、命を落としたやぎ。
大人にも重みのある内容でした。あぶないときに助からないお話しで、
子どもの時に読んだら、きっと、とても悲しくなったと思います。

絵本ガイドに紹介されているのを読んだこともあります。
子どもに「“ブランケット”は死んだの?」と聞かれたら「どうだと思う?」と話し合ってみて下さい。とありました。

ブンにぜひ買ってやりたい!!と思いましたが絶版でした。

ちなみに「スガンさんのやぎ(チャイルド本社)」も読んでみましたが、訳が違っていて、
最後の大事なシーンが(ちょっとうろ覚え→真っ赤な血に染まり倒れました。)というような感じで、
(そのまんまじゃん!!)とまるで余韻を感じませんでした…。

 

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